2014.03.01

インフルエンザについて

小関 治美

毎年一月から三月頃まではインフルエンザの流行期となります。インフルエンザは気温が下がり、乾燥すると流行する特徴があります。インフルエンザは大腸菌やコレラ菌などの細菌ではなく、大きさは細菌の何千分の一ほどの小さなウイルスであり、抗生物質は効果なく、タミフルやイナビルなどの抗ウイルス剤や予防としてのワクチンなどが効果があります。

国は毎年春から夏にかけて、流行が予想されるウイルスの型を特定してワクチンを作成します。時々ワクチンを打ってもインフルエンザに罹患してしまう人もいますが、これは国の予想外のウイルスの出現や、人によりウイルスに対する抵抗力が異なる為です。

ウイルスも我々の身体の中にあるDNAという遺伝情報のタンパク質を持っていますが、ヒトからヒトにウイルスが拡がっていくと、そのウイルスが変異をおこし、タミフルなどの薬が効かなくなることがあります。これはウイルスの表面の構造が変化した為です。薬はこの表面に作用してウイルスの増殖をおさえているのです。

もしウイルスの表面ではなく、中心にあるDNAそのものに効果のある薬があれば、たとえば新型の鳥インフルエンザなどにも効果があることになります。現在開発中ですが数年先のことと思われます。

いずれにしてもインフルエンザの予防は、ワクチンの接種、うがい、手洗い、マスクなど、又きちんと睡眠をとり規則正しい生活をすることが大事です。