| ご存じのように、日本は少子高齢化が一段と進んでおりますが、少子化の原因の一つとして子供を育てる環境が考えられます。母親が安心して働けるための保育所、医療体制が必要と思われます。一方、高齢化社会については、国は平成20年度から「後期高齢者制度」を発足させ、医療費削減のため75才以上の老人に医療費の一部負担を課そうと考えております。介護の問題にしても、老人が老人を介護したり、認知症の患者さんが認知症の患者さんを介護すると言う時代です。現在、大田区には6つの特別養護老人ホームがありますが、なかなか入所することが困難な状況であり、在宅医療に頼らなければならない患者さんが増えて来ております。そのために当医師会では「地域包括支援センター」および「訪問看護ステーション」を併設しており、「地域包括支援センター」においては、介護保険の導入により区民の介護相談、介護予防など介護支援事業を行っており、それに伴い医師会は介護認定審査会にも協力しております。一方、在宅医療においては、「訪問看護ステーション」が良質な訪問看護を提供しております。
区民の急病に対しては、大森医師会診療所において土曜日準夜、日曜・祝祭日に診療を行い、一方、平日夜間の特に小児の救急に対応するため、東邦大学医療センター大森病院救急外来での協力を行っております。また、子どもたちの各種予防接種、学校保健については、保育園医、学校医による園児、児童・生徒の健康管理を行っています。
一方、区民の健康を守り疾病の早期発見、早期治療のために、特定健康診査、各種がん検診(大腸がん、胃がん、子宮がん、乳がん、喉頭がん、前立腺がん、肺がん)、39歳以下女性健診、緑内障検診を大田区より受託し行っておりますし、さらには大田区の50人未満の中小企業で働く方々の健康管理のために、「大田地域産業保健センター」を運営しております。
このように診療所と病院とが医療連携をし、情報の提供をお互いに行いながら区民にとって安心の出来る又、最良の医療を提供出来るよう努力しております。
区民に対しては、少しでも病気に対する知識を高めて頂くよう「区民公開講座」を定期的に開催しており、また一方で、日進月歩の医学知識を絶えず地域医療に生かしていくためにも、医師に対して学術講演、研修会など適宣行い、日々勉強をしております。
次のページにこれら事業の詳細なご案内が掲載されておりますので是非ご活用なされ、健康な生活にお役立て頂きたいと思います。
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