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大地震

発災72時間までにすべきこと

只今確認中:医療義務に対する免責は?

いずれの場合も会員ご自身と家族の安全が確保されていることが医師会員として活動する前の大前提です。
会員医師や家族、診療所が被災された場合には 無理して参加する必要はありません!

無床診療所の会員は、ライフラインの消失、重症患者の搬送が出来ないことなどを充分考慮して、できる限り自院を閉鎖してください。その際、医師会より配布されるラミネート板を診療所の玄関に貼り、集まる患者を、定める災害時拠点・連携・指定病院もしくは緊急医療救護所に誘導します。

ラミネートの記載例

当院は現在診療を中止しています。
診療をご希望の方は、近くの●●病院前の緊急医療救護所に行ってください。

無床診療所の医師は出来る限り速やかに、近隣の学校医療救護所および緊急医療救護所に移動し、各救護所にある「医師会員被災状況報告書」に、会員、診療所の被害状況等の情報を記して救護班長に提出して下さい。もし会員が行けない場合には、家族や従業員が代わりに情報用紙を参集して下さい。

医師会員被災状況報告書 の内容

① 院長名
② 診療所名
③ 診療所が機能しているか
④ ○月○日何時現在院長はどこにいる 等

有床診療所の会員は、自院に入院中の患者の治療と、行政・拠点病院から搬送依頼のあった患者の受け入れを可能な限り行ってください。

1:学校医療救護所での活動

只今確認中① 医薬品・医療器材(通称7品目)の補充・管理は?

救護所では医師であることがわかるように、あらかじめ医師会から配布されている赤の災害用ジャケット
(なければ白衣)を着用してください。

① 学校医療救護班 (従来の医師会名簿の既存救護班です)

救護班の医師は昼夜問わず、発災直後できるだけ早めに所定の“学校”医療救護所に向かいます。参集した医師の中で班長を決め、区職員との役割分担を決めたのち、班長の指示のもと次の業務を行います。

  • 負傷者のトリアージを行います。

  • 発災直後の軽症者の治療をおこないます。学校救護所には、緊急電話回線とある程度の医療救護物品が
    備蓄されていますが、なるべく治療の必要を要する区民をトリアージして、緊急医療救護所もしくは医
    療拠点病院、協力病院に搬送する手段を選んでください。

  • 医薬品、救急物品などの点検・整理を行います。

  • 死亡確認と死体検案を協力する。

  • 周囲の情報活動を行う。

  • 班長は、班内の状況を所定の医師会員被災状況報告書学校医療救護所医師参集状況報告書
    学校医療救護所現況報告書等を用いて、適宜、区の災害対策本部に報告する。

  • 周囲の情報活動を行う。

    只今確認中① 各学校救護所に設置されている緊急電話は機能しているか
    只今確認中② 各学校救護所における災害時の連絡net workの確認

  • 班長は、緊急救護班から送られてくる医師会員被災状況報告書も適宜、区の災害対策本部に報告する。

② 学校医療救護所に移動した医師会員

先に到着している学校医療救護班の医師と協力して、班長の指揮のもとで、上記1)~5)を行ってください。

2:緊急医療救護所での活動

只今確認中① 医薬品・医療器材(通称7品目)の補充・管理は?

救護所では医師であることがわかるように、あらかじめ医師会から配布されている赤の災害用ジャケット
(なければ白衣)を着用してください。

① 緊急医療所救護班 (2016年 7月の理事会にて承認)

救護班の医師も自院を閉鎖し、昼夜問わず、発災直後できるだけ早めに所定の緊急医療救護所に向かってください。参集した医師の中で班長を決め、病院の医師たちと一緒にトリアージと区民の救命に専心してください。班長の指揮のもとに次の業務を行います。

 ・負傷者のトリアージを行います。

 ・発災直後の軽症者の治療をおこないます。なるべく治療の必要を要する区民をトリアージして、軽症者
  は処置後、学校医療救護所に、中等者以上は拠点病院、協力病院に搬送する手段を選んでください。

 ・医薬品、救急物品などの点検・整理を行います。

 ・死亡確認と死体検案を協力する

 ・周囲の情報活動を行う。

 ・班長は、班内の状況を所定の、緊急医療救護所医師参集状況報告書緊急医療救護所現況報告書等を用
  いて、適宜、拠点病院、協力病院、区の災害対策本部に報告する。

   只今確認中①各緊急医療救護所における災害時の連絡net workの確認
   (特にどの病院に? 学校医療救護所へはどう連絡する?)

 ・班長は、医師会員被災状況報告書を適宜、学校医療救護所に報告する。

3:他の無償診療所の医師会員

他の無床診療所の医師会員も、自院を閉鎖後、可能な限り所定の緊急医療救護所に向かいます。そこで先に到着している緊急医療救護班の医師や、病院の医師たちと一緒に区民の救命に専心してください。
道路事情、交通手段の関係で所定の緊急医療救護所に行けない場合には、近くの学校救護所でも結構ですので向かってください。